2008年8月度ドクター中松世界大学8月講義
屋形船屋外学習

【 中松博士のお話 】
 本日は雨の中をよく参加されました。地球はどんどん冷えております。どうなるかと申しますと、最終的には凍結凍え死んでしまうのが地球の末路なのです。地球温暖化といっているのは一つのまやかしというか、ある特定の目的のために言っています。環境、環境と地球環境は重要なのですが、温暖化といって引っぱるのではなく、むしろ冷却化をどうするかという事が環境にとって必要なのです。逆の話をして政治的にも温暖化を使っています。
 今日の話は、雨のこと、地球のこと水のこと。
 船は沢山の人が乗っていますが、何故転覆しないのか?転覆しない理論はどうなのか。その様な事をお話したいと思っています。
 地球環境の話ですが、私が何故これにこだわるかというと、国連の地球環境の日をアースデーといっております。国連アースデーの日本代表を私がしておりまして、東大工学部地球システム工学を研究した私は環境にはやかましく、いい加減にはしたくないのです。地球はどんどん冷えております。地球は太陽から分かれた昔は火の玉でした。時間がたてばだんだん冷めるのは当たり前のことです。冷却に対してどう対応するかが問題で、そのポイントを皆は解らなくて逆の方向にいっているのです。次に雨ですが、北京オリンピックの開会式前に、雨が来そうなので先に雨を降らせるという事をやりました。これはヨウ化銀を空に大鉄砲で打つのです。これが人工的に雨を降らす原理なのです。これをオリンピック開会式の前に盛んにやりました。ところで閉会式に私が出たのはご存知ですか?中央の台の周りをフライングシューズでピョンピョン飛んで廻った沢山の人の上のステージに上ってギターを弾いたのです。オリンピックのファイナルではジョーページかドクター・中松かテレビでよく見てください。
 次は船が安定して転覆しない理由はどうして?
 それは船底にビルジキールというものがあるのです
 これは戦艦大和でも使われたものです。
 船は傾くから沈没するわけですから。原理としては傾かないように設計する。魚雷、爆弾攻撃でも傾かない強い戦艦なのです。魚雷20発受け爆弾でもしかり。アメリカの空軍が、「もう飛行機では戦艦は沈められない」ということが判りましたと報告しています。日本の造船技術は、如何に優秀であったかということです。昔、先輩に当たる東大の船舶科出身の伊藤海軍大佐が設計したのです。この船にも傾かないビルジキールが付いているのです。もう一つの戦艦大和の頭にバルバスというこぶの様なものの発明です。最近の外国船は真似をしてこぶがあります。造波抵抗、外の波を如何に少なくするかという装置です。日本の造船技術は世界のトップを走っていました。それが戦後の人々の不勉強の怠慢が、いまや韓国などの造船技術に追い抜かれています。野球でもそうでしょう。プロのベストの人を選んだといっても、全部負けてしまったでしょう。如何に日本人はたるんでいるかです。高額給料をもらってプロだといっていたけど、世界を前に相手に全く勝てない。これと同じで日本の技術も戦争中は最高のテクノロジーに到達しているのに、戦後の技術は野球と同じに勝てない。これは困ったものです。
 私は、もう一度日本の教育をやり直すべきだと思っております。基本をもっともっと勉強させるべきだと変えたいと思っております。







戻る


Copyright (C) 2006 Japan Corporation.DrNakaMats All Rights Reserved